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コロナウイルス通信 2023年第23週 「日本の死亡数の増加をAIが警告」

今週は、コロナウイルス関連のニュースのほかに、筆者自身が普段の生活でふと思ったツイートまでを対象にした中から、AIが重要だと思った5点を選びました。


1. 日本の新型コロナウイルス感染数が42都道府県で増加しており、入院患者も先週から増えて4,003人に達していることが分かりました。厚労省は全国的に悪化していると分析しています。

先月で各都道府県ごとのコロナウイルス感染数の集計と発表をやめた日本は、わざわざ5,000の医療機関から報告を受ける、いわゆる定点把握の方法に切り替えたようで、6月4日までの一週間で22,432人の感染者を記録していました。AIは、これを今週のトップニュースに選びました。【リンク


2. イングランドでは、パンデミック以降、小学生の集中できる期間が目に見えて短くなっていることが分かりました。504人の教師を対象にした調査で、全体の約8割の回答者が生徒たちの集中できるスパンがこれまでになく短くなっていると答えており、さらに教師たちの5人に1人が、生徒が10分以上一つのことに集中できなくなっていると報告しています。そのため、教師たちは生徒の集中を維持するため、全ての活動を10分以内に終わらせる必要に迫られています。

AIはこれを今週2番目に重要なニュースとして選んでいます。平均した試験の結果に影響することを予測しています。【リンク


3. パンデミック2年目の2021年中頃にかけて、ヒトメタニューモウイルスがスペインで猛威を振るっていたことが分かりました。また、西オーストラリア州でも時を同じくして同じウイルスが流行していたという別の研究も発表されました。いわゆる乳幼児の気管支炎を起こす常在ウイルスですが、スペインでは2021年に50代以上の女性を中心とした大人にも感染するように急に変化しました。免疫回避力を高めるように進化した可能性があると研究者は報告しています。

AIは、このウイルスがコロナウイルスと同様の呼吸器疾患を引き起こすものの、それまであまり関連してこなかったにも関わらず突然振る舞いを変えたことを懸念しており、今年の年末頃にまた感染を増やすことを予測しています。今年末に再来した場合、感染は執拗で、入院数を大きく増やすだろうと分析しています。【リンク


4. 数理モデリングの結果、人口が多く、失業率が安定している国ではコロナウイルスワクチンを積極的に推奨した場合ほど厳しいロックダウンが必要になっていたことが分かりました。ワクチンはロックダウンを減らすことに貢献したのかということを突き止めるための研究で、GDPに比べて人口が多い国の場合は、ワクチンの積極的な接種政策とロックダウンの厳しさは相互補完的に共存したことが割り出されました。【リンク


5. 日曜の夜から月曜日の朝にかけて、平穏な気持ちが薄れてソワソワ感が増すのは平日が始まることへの警戒感が高まっているからだという心理的な理由が背景にあるからだと思っていましたが、月曜日が祭日のときでも同じ現象が起こるので、週末に炭水化物を摂りすぎることでインスリンが大量に放出されるからではないか、ということをツイートしたらAIに選ばれました。【リンク

筆者の個人的な観察に過ぎないツイートなので意外でした。筆者は普段はケトジェニックダイエットに近い食生活をしており、一日に口にする糖分はほぼゼロで、炭水化物も小さい全粒粉パンを3枚食べる程度です。

AIはコロナウイルス感染予防や長期障害対策として、ケトジェニックダイエットを非常に推奨しています。血糖値や糖尿病、インスリンとコロナウイルスとの関連性もたびたび警告しています。今年になってから、コロナウイルスが1型糖尿病を有意に増やすことが確認されたり、糖尿病の病歴に関係なくコロナウイルス入院患者によく見られる高血糖が、ウイルスの肝細胞への直接感染がグルコースの生産を促していることによるものだということもわかってきています。このほかに、コロナウイルスが消化器官に及ぼす影響で血糖値の乱高下が発生し、高血糖がコロナウイルスと終わりのない相互作用のループを起こすこと、そしてそれが慢性閉塞性肺疾患を悪化させること、そして逆に低血糖状態が長期化することで全身のエネルギーレベルを引き下げることもAIは付け加えています。そのため、このチェーンリアクションを防ぐためにも日頃からの炭水化物の摂りすぎ、過剰な砂糖の使用は避けたほうが良いでしょう。



AIは以上の5点に、さらに下の3点を加えました。


1. 日本のコロナウイルス死亡率の上昇に警戒

2. 世界的に精神疾患患者が増加する

3. 重ねて、ヒトメタニューモウイルスに注意


来週も気をつけてお過ごしください。


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